ロハスな秋谷生活

三浦半島、秋谷の地、豊かな相模湾に抱かれ、豊穣な大地の恵みに感謝し、地元の美味しい食材、日々の花々の移ろいなど ロハスな生活情報をお届けします

歯周病とは???

歯周病とは???

むし歯は歯そのものがとけてしまう病気です。
歯周病は歯は大丈夫なのですが、歯を支える歯周組織、顎の骨や歯肉の病気です。
このように歯は歯 槽骨(顎の骨)に植わって支えられています。顎の骨の上に歯肉がかぶっています。
歯周病はこの歯 槽骨(顎の骨)を溶かしてしまい、支えを失った歯がぐらぐら揺れて、最後には抜けてしまう。
というものです。
実は痛みなどの自覚症状が少ないことが大きな特徴です。(サイレントディシーズ)
自覚なく進んでいくので、気づいた時には揺れていたりかなり進行した状態になっていることが多いです。
一度溶けてしまった骨は元には戻りません。
なので、初期段階での発見が非常に重要になります。

原因は?
歯周病の原因は歯周病菌といわれる細菌です。
歯周病菌は空気が嫌いです。(嫌気性 菌)
上の図の「歯周ポケット」と書いてある部分がありますね。
歯周ポケットは、健康な人でも2~3ミリあります。歯周病菌はこの歯周ポケットの中が空気が少ないので大好きです(超音波スケーラー)。
歯周ポケットの中で繁殖すると、歯茎が腫れて歯周ポケットが深くなります。するとさらに空気は薄くなり、歯周病菌の格好の住処となります。さらに炎症を起こすと出血しやすくなります。血液の中の良質なたんぱく質歯周病菌のとても重要な餌となります。
良質な餌を得た歯周病菌はパワーアップしてより強い菌へと変化していきます。
初期段階では下の青や紫、緑、黄色の菌だけなのですが、歯肉炎の出血で血液の栄養を得ると徐々に上に積みあがっていき、最後にはレッドコンプレックスというピラミッドの頂点の菌4種が表れ始めます。
この菌がいるということは下の菌もいるとういうことになります(エアースケーラー)。