ロハスな秋谷生活

三浦半島、秋谷の地、豊かな相模湾に抱かれ、豊穣な大地の恵みに感謝し、地元の美味しい食材、日々の花々の移ろいなど ロハスな生活情報をお届けします

「歯周病の治療をすると歯と歯の間に隙間があく?」

歯科医院で使う専用器具の中に“超音波スケーラー”という、超音波の振動を歯石に伝えて石の結晶を崩していく機械があります。この超音波スケーラーを使う時の音が、歯を削っている時の「キーン」という音に似ているので「歯が削れているのでは?」と心配になる人がいるようです。超音波スケーラーは歯石やプラークだけを取り除き、歯は削らないので大丈夫です(超音波スケーラー)。
 また、歯石を取ると「歯と歯の間に隙間があいた」「ハグキ(歯肉)が下がってしまった」という人がいます。これは、長い間歯についていた歯石やプラークが除去されて炎症が治まると、腫れあがって歯と歯の間を埋めていたハグキが引き締まってくるために、歯と歯の間に隙間ができてしまったように見えるのです。ハグキを削ってしまったわけではありませんが、歯周病で歯槽骨が破壊されてハグキが下がっているので、ハグキのラインが自然に元に戻ることはありません。このようなことにならないためにも、歯槽骨の破壊が進む前の早めの処置や定期的な健診を心がけるようにしましょう(エアースケーラー)。