ロハスな秋谷生活

三浦半島、秋谷の地、豊かな相模湾に抱かれ、豊穣な大地の恵みに感謝し、地元の美味しい食材、日々の花々の移ろいなど ロハスな生活情報をお届けします

お盆が過ぎました。

 

お盆が来て、知人が泊まりに来てくれて、法事があって、ルーチンの仕事もやって、例大祭があって・・・なんとなく慌ただしい数日間がやっと終わって。
気がついたらまた歳をとっていました。

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物忘れが激しくなったり、相変わらず血圧が高かったり、いろいろメンテも必要ですが、とりあえず美味しいお酒が飲める暮らしに感謝デス。

根管治療成功の定義

『臨床的に腫れ、痛み、フィステル、歯周ポケットなどがないこと。』

『レントゲン的に骨の透過像(黒い影)がなくなる、又は小さくなること。』

と自分は考えております。

狭い口の中でかつ直接見ることの難しい歯の中の10ミクロン単位での細かい作業は歯科治療の中でも相当な技術を必要とし、また結果(成功率)の判断がとても難しい分野でもあります。

それは、どれほど丁寧にかつ無菌的に根管治療を行えるかによって結果は大きく変わってきます。(パウダーメインテナンス)

しかし今の日本の歯科界の保険制度では残念ながらベストな治療ができない仕組みとなっております。

例えば北米の歯内療法の専門医は治療の際は必ずラバーダムというゴムのマスクを装着して、可能な限り外部からの細菌感染を防ぐように治療を行っていますが、日本の保険診療ではラバーダムを使用しない歯科医院のほうが圧倒的に多いです。

これは、決して日本の歯科医院が不真面目なわけではなく、日本の保険制度の問題として治療でできる範囲の限界を表している結果といえるでしょう。(歯科診療ユニット

口臭の実態

厚生省(現厚生労働省)保健福祉動向調査(1999年度)によると、約3.3万人のうち約10%が「口臭が気になる」と回答しました。このデータは主観的な回答であるため、国民の10%に口臭があることを示すものではありません。口臭のように鼻周囲で常時発生するにおいは嗅覚疲労(順応)という生体反応のため、自己評価しにくくなっています。そのため人々に不安を与える一方で、強い口臭を持つ人を無自覚にさせています。

1992年に一般的な日本人の口臭の実態を把握するために、2,672名(15歳~64歳)について口腔疾患・口腔環境・生活習慣などの調査と併せて口臭原因物質(揮発性硫黄化合物:VSC)測定を機器により行った結果、以下のことが報告されました。

口臭には日内変動があり、食事やうがいなど口腔活動から時間が経過するほどVSC濃度が高い。
平均VSC濃度に有意な男女差は認められない。
年齢が高いほどVSC濃度は高い傾向にあるが、VSC産生に寄与する他の要因の影響を排除すると年齢は有意でなくなる。(歯科診療ユニット)
口臭と関連するのは舌苔と歯周病の存在であり、その強さは舌苔の方が歯周病より大きい。一方で、歯垢・う蝕・歯磨き習慣・喫煙の影響はほとんどない。
口臭の自己評価と実際の口臭の有無とは相関しない。
社会的容認限度を超える強さの口臭を持つ成人は測定時間帯により6%~23%存在する。
また一大学病院の病院統計によると、口臭検査・診断・治療を求めて来院された患者さん(約1,000名)の約1/3が口腔内の清掃状態不良に伴う口臭(生理的口臭)、1/3が口腔内の病気(歯周病)に由来する口臭、1%強が代謝性疾患・耳鼻咽喉系疾患・呼吸器系疾患など呼気由来の口臭であり、一方1/3が治療の必要な口臭は認められなかったと報告されました。(コントラアングル

『ハックルベリー』

6月の半ば頃だったか、お隣のNさんの嫁さんから「ハックルベリー」をあげると言われた。"ええ?「ハックルベリー」?" 「ハックルベリー」と言ったら「トムソーヤ」の相棒?。 詳しく聞いてみると植物だという。

"この辺では珍しいから育ててみたら。丸い実がなってジャムにするのよ"とのことだった。苗木二本いただいて畑に植えておいたら、しばらくして花が咲いて、小さな実がなった。

《「ハックルベリー」の花》

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これどうなるのかと思っていたら、やがて緑の実がだんだん青黒くなって来た。そう言えば”熟さない青い実は毒があるから気を付けて”とも言われてた。

《「ハックルベリー」の実》
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ネットで調べると「ハックルベリー」はナス科の植物で一般には「ガーデン ハックルベリー」と呼ばれ、眼精疲労や視力回復に効果があるとされいる。ただ、未成熟(緑色)の「ガーデンハックルベリー」には、「ソラニン (solanine) ステロイドアルカロイド」と言う毒素が含まれており、加熱調理しても分解されない、とある。

しかし完熟することでソラニンが消滅し、無毒になり食べられると書いてある。このソラニンという毒素は特別なものではなく、植物が食べられないように、自己防衛のために持っており、ジャガイモの芽やトマトの葉にも含まれているという。(植物って実に巧妙に旨くできているね!)

さて料理の方法は、というとジャムが良いそうだが、たった二本では取れる実の数も少ないだろう。おまけにこの毒素。「フグは食べたし命は惜しい」と言うことか?

まあ、そのうち、ゲテモノ好きな(もとい、実験好きな)家内が何とかするであろう。

歯科病院内感染対策について

歯科医院には、数多くの外来患者さんがおいでになります。
その中には、病原菌・ウイルス等を保有してる可能性があります。
さらに歯科医院は抜歯はもとより歯の神経の処置、歯周病処置等の観血的処置が多いので院内で感染を起こさせる危険性があります。
 そのために、全ての歯科治療をする際に常にそのことを念頭において最大限に対処する必要があります。
 当クリニックの基本姿勢である「安全・安心」のため以下のように院内感染予防に努めています。

診療中のスタッフは全員ガス滅菌されたグローブを着用します。

 患者には治療前にうがい薬でうがいしてもらい、治療中は鼻・口以外は専用の有窓布にてカバーします。
(患者さんによっては、カバーしないこともあります。)

マイクロモーター義歯調整等、粉塵が飛散しないよう各ユニットは口腔外バキュームを設置し、診療室内の環境に配慮しています。

患者さんごとにタービンベッド・コントラアングルを使用するため十分な数をとりそろえました。

高温(高圧蒸気滅菌器)に弱いグローブ・布・小器具等は酸化エチレンガスと炭酸ガスの混合ガスにより滅菌消毒されています。